【新入庫】RX-7 タイプRB
グレード | タイプRB |
年式 | 2002年 |
走行距離 | 127000km |
車検 | R4年4月 |
修復歴 | 無し |
シフト | 5速MT |
オプションパーツ
・サンバーストイエローオールペン
・ENKEI 17インチAW
・Z.S.S車高調
・社外マフラー
・TOMEI スポーツシフト
・HKS エアークリーナーフィルター
・タワーバー
・D1-SPEC ステアリング
・ブリッツ ブーストメーター
・サイド/リアエアロ
・カロッツェッリアSDナビ(フルセグ)
PRICE ¥SOLD-
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1991年にデビューしたFD3S型のRX-7。1978年に発売された初代のSA22C型、2代目となるFC3S型に続き、本モデルFD3Sが3代目の型RX7となります。
ミッドシップ車をも凌駕する低いフロントノーズが特徴的な流線形の美しいボディと、中回転域からレッドゾーンまで一気に駆け上がっていく高回転型のロータリーターボエンジンを搭載したFD3S型のRX-7は、最終モデルが生産終了した2002年から20年近く経過した今でも、多くの人を魅了する人気車です。
今回入庫したこちらのRX-7は、その最終モデル「6型」のタイプRB。マフラー、車高調、エアクリ交換程度のライトチューンな1台です。
外装
頭文字(イニンシャル)Dの第二の主人公とも言えるキャラクター「高橋啓介」のRX7を想像させる、キレイにオールペンされたこちらの車両。フロントは純正のリップスポイラーを同色ペイントし、サイドスカートとリアエアロのみ社外品に交換。純正+αのエアロですっきりとまとめられており、塗装もとても良い状態を保たれております。
足廻り
アルミホイールはENKEIの17インチのアルミホイールを装着。程よい大きさと17インチならではのハンドリングの良さがドライバーに安心感を与えてくれます。
デザイン面で言うと18インチを選択したくなるところですが、17インチならではの太い扁平率はとても安心感があり、様々なシーンでも神経質にならず攻める事が可能です。
車高調にはZ.S.S社製のものも装着されており、こちらもストリート寄りの固さなので長時間運転でも疲れは少ない仕様になっています。
内装
内装に関してもとてもキレイなこちらのRX-7。装着される社外パーツも、ちょうど良い大きさでグリップ感の良いD1-SPECのステアリングと、ブリッツのブーストメーター程度でスッキリとした仕様になっています。
オーディオにはカロッツェリアのSDナビゲーションが装着され、フルセグTVの視聴やBluetoothオーディオ接続、ハンズフリー通話などが可能です。車が古くてもオーディオ廻りが新しいだけで、運転の快適性が大きく変わります。
尚、シフトにはノーマルよりもストロークの短いTOMEIのスポーツシフトが装着されております。へたりも特に感じずショートレンジでしっかりシフトチェンジが出来ます。
エンジンルーム
元々のボディカラーがブルーだった為、エンジンルームは青くなっていますが、とてもキレイで修復歴の無いエンジンルーム。サビやシール類の腐食、剥がれなども無くとても状態は良いです。そして過度なチューニングがされていない事が一目で解ります。装着されているパーツもタワーバーや純正交換タイプのHKS製エアクリーナー程度となっています。
総括
現代の車と違い、車両の個体ごとに極端に程度が変わるのが当時のスポーツカー。その中でもRX-7は、その個体差が極端に出る車両と言っても過言ではありません。それが故に、車両を一目見ただけでも前オーナーに大事に扱われてきたかどうか?保管状態は良かったのか?サーキットなどを走りこんできたか?ストリート中心か?などある程度のストーリーが見えてきます。
こちらの車両は後期最終モデルという事もあり、後期ならではのボディ剛性の強さと、過度なチューニングが施されていなく走りこまれたような形跡も特に無い為、10万km超えという走行距離を感じさせない全く感じさせません。
ターボに関してもオーバーシュートも無く、中回転~高回転領域までとてもスムーズに廻り、FD3Sならではの気持ちの良い走りを体験できます。
シーケンシャルツインターボ×ロータリエンジンの中~高回転のレスポンスは、このRX-7でしか味わえない気持ちよさです。
そしてそのRX-7最終モデル「6型」のタイプRB。タイプRと比べると馬力は抑えられてはおりますが、そこは個体の程度の良さで十分リカバリー可能な範囲かと思います。
市場では日本の当時のスポーツカーが高騰していき、それに相反して程度の良い個体はどんどん減っている状況で、近年、程度の良いFDのRX-7を探すのが本当に困難になってきました。
「走行距離が走っていても程度の良いFDが欲しい」「出来るだけ予算を抑えて程度の良いFDを手にしたい」という方は、是非一度こちらの車両をご覧いただければと思います。こちらのブログの下段には多数の写真を掲載していますので、是非ご覧ください
♯RX-7
1991年にデビューしたFD3S型のRX-7。発売当時はフェアレディZやスカイラインGT-Rなどが280psの馬力で発売している中、初期型のRX7の馬力は255psでしたが、1200kg程度という軽い車体と、フロントミッドシップレイアウトがもたらすバランスやハンドリングの良さで、その他の競合車種に十分対抗できるポテンシャルを持っていました。
RX-7には発売当初の初期型となる「1型」から、2002年に生産が終了したモデル末期の「6型」まで合計5回のマイナーチェンジを行っており、マイナーチェンジを繰り返す度にエンジン出力も含め日々進化を遂げていった車両です。
単純なパワーアップだけでは無く、マイナーチェンジの度にしっかりと各パーツ毎グラム単位で軽量化を行い、最終モデルとなる6型では5kgを切る4.57kg/psのパワーウェイトレシオを達成。最高出力も当時の自動車馬力規制値となる280psを達成したマツダの中の名車の1台です。
13Bロータリーエンジン+シーケンシャルツインターボが持つ独特のエンジンレスポンスとそのサウンドは、2002年の生産終了から20年近く経つ今でもファンは多く、特に頭文字(イニンシャル)Dの第二の主人公とも言えるキャラクターが「高橋啓介」が乗っていた影響もあるからか、10~20代前半までの若い世代にもFD3S型のRX-7は大変人気です。
そんなFD3S型のRX-7ですが、ロータリーエンジン特融の故障や、初期モデルに多いボディのヤレなど、経過年数と乗られてきた環境により程度は個体毎にバラバラで、しかも昨今の輸出ブームにより海外への輸出も盛んにおこなわれている車両だけに、年々程度の良い個体は少なくなってきております。ご検討中の方はお早目にご検討いただいたほうが賢明と言えます。
1型(1991年12月~)
当時の競合車種達が280psで次々デビューする中、FD3S型にフルモデルチェンジをしたRX-7の初期モデルとなる1型のエンジン出力は255ps。前型となるFC3S型のRX-7の最終モデルの13Bロータリーターボエンジンが215psだったのに対し、40psアップでのデビューとなりました。
2型(1993年8月~)
エアコンがR134aに変更された2型のRX-7。足回りやボディ剛性の強化も合わせて行われております。また、2シーターグレードの「タイプR-2」や、15周年記念車「タイプRZ」などの特別使用車も発売されました。
3型(1995年3月~)
3型になると、2型で特別使用車としてのグレードだった「タイプRZ」がカタログモデルになりました。そしてこの「タイプRZ」には17インチのディスクブレーキが装着され、元々加速性能の優れたギア比を持つ「タイプRZ」のポテンシャルが更に強化されます。
4型(1996年1月~)
マツダアンフィニブランドの廃止で、1~3型のアンフィニRX-7から、4型以降はRX-7へと変更になりました。CPUのビット数が8ビットから16ビットへ変更され、吸気系の改良やブーストアップなどにより、マニュアル車のエンジン出力が265psへアップ。外観ではリアウィングの大型化やテールランプなどに変更が加えられています。
5型(1999年1月~)
大きな5角形の開口部が特徴的な新しいデザインのバンパーに変更された5型のRX-7。ラジエーター形状の大型化により冷却効率を高め、タービンの仕様変更やインタークーラーの配管素材の変更などにより、ついに馬力は当時の馬力規制値となる280psまでアップしました(タイプRBの馬力は265psのまま)。それ以外にもボディ剛性の強化やサスペンションの見直し、任意で角度調整可能なリアウィングの装備など、4型から5型にかけてのマイナーチェンジでの変更点は多岐にわたります。
6型(2000年9月~)
FD3S型RX-7の最終モデルとなる6型。5型のマイナーチェンジの際にほぼ完成形に近づいたこともあり、6型でのエンジン廻りの変更は特に無し。サスペンションの見直しと、ブレーキに前後左右4輪のブレーキバランスを自動的に制御、調整する「EBD」を新たに採用。その他はメーターパネルがホワイトになった程度の小改良にとどまっております。そして2002年4月、RX-7最後の特別仕様車となる「スピリットR」をタイプA、タイプB、タイプCと3種類で発売し、2002年8月に生産終了となりました。
Type-RS Type-R
エンジン型式 | 13B-REW シーケンシャルツインターボ |
種類 | 水平直列2ローター |
排気量 | 654cc×2 |
最高出力 | 280ps/6500rpm |
最大トルク | 32kgm/5000rpm |
車重 | Type-RS 1280kg Type-R 1260kg |
寸法(㎜) | 全長4285/全幅1760/全高1230 |
Type-RB
エンジン型式 | 13B-REW シーケンシャルツインターボ |
種類 | 水平直列2ローター |
排気量 | 654cc×2 |
最高出力 | 265ps/6500rpm |
最大トルク | 30kgm/5000rpm |
車重 | 1240kg |
寸法(㎜) | 全長4285/全幅1760/全高1230 |