[新入庫]RX-7 タイプR2

グレードタイプR2
年式1995年
走行距離87000km
車検R4年8月
修復歴無し
シフト5速MT

オプションパーツ

・OZ PEGASO 17インチアルミホイール

・BRIDE バケットシート

・ARAGOSTA 車高調

・RE雨宮 ドルフィンテールマフラー

・RE雨宮 インタークーラー

・ATC ステアリング

・ロールバー

・タワーバー

・社外エアクリーナー

・社外エアロスポイラー

・追加メーター

・強化クラッチ


PRICE ¥SOLD-


previous arrow
next arrow
previous arrownext arrow
Slider

.

1991年にデビューしたFD3S型のRX-7。1978年に発売された初代のSA22C型、2代目となるFC3S型に続き、本モデルFD3Sが3代目の型RX7となります。

ミッドシップ車をも凌駕する低いフロントノーズが特徴的な流線形の美しいボディと、中回転域からレッドゾーンまで一気に駆け上がっていく高回転型のロータリーターボエンジンを搭載したFD3S型のRX-7は、最終モデルが生産終了した2002年から20年近く経過した今でも、多くの人を魅了する人気車です。

今回入庫したこちらのRX-7は平成7年(1995年)式で、型としては「3型」、そしてその中でも非常に珍しいグレードの「タイプR2」です。「タイプR2」の特徴はその名のとおり2シーター専用のグレードとなっており、リアシートは装備されておりません。

外装

ブラックにオールペンされたボディに大型のエアロスポイラーとリアウィングが特徴的な1台で、ボンネットも軽量タイプのボンネットに交換されています。この車高なのでエアロ下部に擦り傷や割れが多少あったり、オールペン車なので新車塗装のようなキレイな塗装面ではありませんが、全体的にはキレイに仕上がっている1台ではないでしょうか。

足廻り

アルミホイールはOZの当時物「PEGASO」というモデルの17インチで、当時とても人気のあったホイールです。現在では入手困難となっており、オークションサイトなどでもほとんど出品されていないホイールです。

古い車両に今現在発売されている最新のホイールを装着するのも良いですが、ある程度年数の経過した車両には、その当時の人気のあったパーツをそのまま付けておくのもオシャレでカッコ良いと思います。

現代のドレスアップではRX-7には18インチを選択するのが当たり前になっておりますが、走りを考慮するなら17インチがベスト。17インチならではの太い扁平率はとても安心感があり、様々なシーンでも神経質にならず攻める事が可能です。

足回りを除くとオレンジのストラットに紫のバネが特徴の「アラゴスタ」社製の車高調がセットされております。アラゴスタはの車高調は一番安いモデルでも定価が25万円以上する言わずと知れた高級サスペンションメーカーです。

内装

オーディオ部分に6連メーターがセットされているのが特徴的なこちらのRX-7。シートはBRIDEのバケットシート、ハンドルはATC、そしてボディ剛性が弱点のRX-7をサポートしてくれるロールバーなど、すぐ走れる仕様になっています。

リアシートはタイプR2ならではのリアシートレス仕様。通常グレードのリアシート部分には蓋が装備されており、蓋を開けると小物入れが二つ装備されている仕様となっています。

エンジンルーム

ストラット廻りなどシールの割れも無く、修復歴の無いキレイなエンジンルーム。元々のボディカラーがレッドだった為、エンジンルームは赤くなっています。エアクリーナーは交換時期ですね。RE雨宮のインタークーラーやタワーバー等が装着されていますので、エアクリだけ交換する程度ですぐ走り出し可能です。

総括

現代の車と違い、車両の個体ごとに極端に程度が変わるのが当時のスポーツカー。その中でもRX-7は、その個体差が極端に出る車両と言っても過言ではありません。

1~3型に関しては業者オークションで流通している車両は、15万km越え、事故車、メーター改ざん車、故障車がほとんどで、少しの整備ですぐ乗り出せるようなRX-7は少なくなってきました。

しかしその一方、5~6型に関しては相場が高騰しており、10万km未満の修復歴の無い車両を購入するとなると2020年現在で400万円以上は用意しないと手に入れる事は不可能で、今後もより一層購入が難しくなることが予想されます。

その中でこちらのRX-7は、3型ではありながら修復歴無しの実走行8万km台と、価格と程度のバランスがとても良い車両かと思います。

多少のキズやヤレ感はありますが、新車から25年経過していますのでその点も含めて可愛がってあげてください。

シーケンシャルツインターボ×ロータリエンジンの中~高回転のレスポンスは、このRX-7でしか味わえない気持ちよさです。

当社にて購入後、約200km程試乗しましたが、まだまだ元気なこちらの3型。ロールバーのおかげか他の1~3型のRX-7よりもボディのヤレは少なく感じます。

「走行距離の少ないFDが欲しい」「出来るだけ予算を抑えて修復歴無しのFDを手にしたい」という方は、是非一度こちらの車両をご覧いただければと思います。こちらのブログの下段には多数の写真を掲載していますので、是非ご覧ください


♯RX-7

1991年にデビューしたFD3S型のRX-7。発売当時はフェアレディZやスカイラインGT-Rなどが280psの馬力で発売している中、初期型のRX7の馬力は255psでしたが、1200kg程度という軽い車体と、フロントミッドシップレイアウトがもたらすバランスやハンドリングの良さで、その他の競合車種に十分対抗できるポテンシャルを持っていました。

RX-7には発売当初の初期型となる「1型」から、2002年に生産が終了したモデル末期の「6型」まで合計5回のマイナーチェンジを行っており、マイナーチェンジを繰り返す度にエンジン出力も含め日々進化を遂げていった車両です。

単純なパワーアップだけでは無く、マイナーチェンジの度にしっかりと各パーツグラム単位で軽量化を行い、最終モデルとなる6型では5kgを切る4.57kg/psのパワーウェイトレシオを達成。最高出力も当時の自動車馬力規制値となる280psを達成したマツダの中の名車の1台です。

13Bロータリーエンジン+シーケンシャルツインターボが持つ独特のエンジンレスポンスとそのサウンドは、2002年の生産終了から20年近く経つ今でもファンは多く、特に頭文字(イニンシャル)Dの第二の主人公とも言えるキャラクターが「高橋啓介」が乗っていた影響もあるからか、10~20代前半までの若い世代にもFD3S型のRX-7は大変人気です。

そんなFD3S型のRX-7ですが、ロータリーエンジン特融の故障や、初期モデルに多いボディのヤレなど、経過年数と乗られてきた環境により程度は個体毎にバラバラで、しかも昨今の輸出ブームにより海外への輸出も盛んにおこなわれている車両だけに、年々程度の良い個体は少なくなってきております。ご検討中の方はお早目にご検討いただいたほうが賢明と言えます。


1型(1991年12月~)

当時の競合車種達が280psで次々デビューする中、FD3S型にフルモデルチェンジをしたRX-7の初期モデルとなる1型のエンジン出力は255ps。前型となるFC3S型のRX-7の最終モデルの13Bロータリーターボエンジンが215psだったのに対し、40psアップでのデビューとなりました。

2型(1993年8月~)

エアコンがR134aに変更された2型のRX-7。足回りやボディ剛性の強化も合わせて行われております。また、2シーターグレードの「タイプR-2」や、15周年記念車「タイプRZ」などの特別使用車も発売されました。

3型(1995年3月~)

3型になると、2型で特別使用車としてのグレードだった「タイプRZ」がカタログモデルになりました。そしてこの「タイプRZ」には17インチのディスクブレーキが装着され、元々加速性能の優れたギア比を持つ「タイプRZ」のポテンシャルが更に強化されます。

4型(1996年1月~)

マツダアンフィニブランドの廃止で、1~3型のアンフィニRX-7から、4型以降はRX-7へと変更になりました。CPUのビット数が8ビットから16ビットへ変更され、吸気系の改良やブーストアップなどにより、マニュアル車のエンジン出力が265psへアップ。外観ではリアウィングの大型化やテールランプなどに変更が加えられています。

5型(1999年1月~)

大きな5角形の開口部が特徴的な新しいデザインのバンパーに変更された5型のRX-7。ラジエーター形状の大型化により冷却効率を高め、タービンの仕様変更やインタークーラーの配管素材の変更などにより、ついに馬力は当時の馬力規制値となる280psまでアップしました(タイプRBの馬力は265psのまま)。それ以外にもボディ剛性の強化やサスペンションの見直し、任意で角度調整可能なリアウィングの装備など、4型から5型にかけてのマイナーチェンジでの変更点は多岐にわたります。

6型(2000年9月~)

FD3S型RX-7の最終モデルとなる6型。5型のマイナーチェンジの際にほぼ完成形に近づいたこともあり、6型でのエンジン廻りの変更は特に無し。サスペンションの見直しと、ブレーキに前後左右4輪のブレーキバランスを自動的に制御、調整する「EBD」を新たに採用。その他はメーターパネルがホワイトになった程度の小改良にとどまっております。そして2002年4月、RX-7最後の特別仕様車となる「スピリットR」をタイプA、タイプB、タイプCと3種類で発売し、2002年8月に生産終了となりました。


Type-RS Type-R

エンジン型式13B-REW シーケンシャルツインターボ
種類水平直列2ローター 
排気量654cc×2 
最高出力280ps/6500rpm
最大トルク32kgm/5000rpm
車重Type-RS 1280kg Type-R 1260kg
寸法(㎜)全長4285/全幅1760/全高1230
※6型カタログスペック

Type-RB

エンジン型式13B-REW シーケンシャルツインターボ
種類水平直列2ローター 
排気量654cc×2 
最高出力265ps/6500rpm
最大トルク30kgm/5000rpm
車重1240kg
寸法(㎜)全長4285/全幅1760/全高1230
※6型カタログスペック



RECOMMENDED FOR YOU

最新の中古車の入庫情報やキャンペーンのお知らせはこちら