[新入庫]シビック タイプR

グレードタイプR
年式1999年
走行距離135500km
車検2023年5月
修復歴無し
シフト5速MT

オプションパーツ

・2名乗車公認取得済み

・WEBER SPORTS 2連ダクトボンネット

・Buddyclub P1-Racing 15インチAW

・TEIN MONO Sport DAMPER 車高調

・ZERO1000 パワーチャンバー エアクリーナー

・ULTRA シリコーンパワープラグコード

・5ZIGEN EXマニホールド

・社外マフラー

・BILLION スーパーソリッドクーラントライン

・FEEL’S リアタワーバー

・ユーロテール

・MOMO ステアリング

・APEXi V-AFCⅡ VTECエアフロコンバーター

・ULTRA リミッターカット機能付きスピードモニター

・BILLION VFC-Max 電動ファンコントローラー

・PIVOT エンジンプッシュスタート

・COMTEC ZERO220V レーダー探知機

・純正OP キーレスエントリー


PRICE ¥SOLD-


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「B16B型」1.6リッターDOHC VTECエンジンを搭載するこのシビック・タイプR(EK9)は、わずか1050kgの軽量ボディと、どこまでも気持ちよく回る高回転、高出力のVTECエンジンを武器に、NAながらターボ車にも負けない走りを見せ、様々なレーシングシーンにおいて活躍してきました。また、その「軽快さ」と「優れた運動性能」ゆえに、大阪にある高速道路・阪神高速1号環状線を高速で走り回る「環状族」の車として使用されるなど、ストリートシーンにおいても注目されたクルマです。

今回入庫したこちらのシビックタイプRの中古車は、1999年登録の後期モデル。前期モデルと比較して、ライトやグリル、バンパーデザインが変更され、オーディオパネルも2DIN対応に変更されたモデルです。

こちらの後期モデルのEK9シビックタイプRは、アルミホイールに車高調、マフラーやボンネット、そして各種コントローラーなど一通り手が加えてあり、そのまますぐに走り出し可能な状態の車です。修復歴も無い程度の良いお車になりますので、是非最後までご覧ください。


外装

大きく目立つキズや凹みの無いキレイなボディのこちらのシビックタイプR。塗装面も艶がしっかりのこっており、保管状態が良かった事がうかがえます。外装のキズは右のフロントバンパー下部の擦り傷のタッチペン跡がある程度です。この年代の中古車としてはとても程度が良いと言えます。


内装

内装に関してもとてもキレイなこちらのEK9シビックタイプR。一般的に市場に流通しているEK9シビックタイプRの中古車の大半が、純正レカロシートのショルダーや座面の部分にスレ、切れ、そして黒ずんだヨゴレがあるのが大半です。新車時から20年以上経過しているので致し方ない部分ではありますが、そんな中、今回入庫したこのシビックタイプRのシートは、写真からもわかるようにとてもキレイな状態が保たれています。多少のスレや黒ずみはあるもののここまで良いシートコンディションのEK9のシビックタイプRはとても珍しいと言えます。

尚、こちらのシビックタイプRには、VTECの可変のタイミングをコントロールできるアペックスのV-AFCⅡをはじめ、水温計も兼ね備えた電動ファンの作動タイミングをコントロールできるBILLION VFC-Max、リミッターカット機能も持つURTLAのスピードメーター、そしてコムテックのレーダー探知機など、後から購入するとなるとそれなりに費用がかかるパーツも初めから装着されています。

内装リアに関しては、現在は写真のとおり内張りとリアシートが装着されていますが、車検証上は4名→2名に乗車定員が変更されています。内張り、リアシートは仮置きの状態となりますのでご注意ください。また、スペアタイヤに関しても軽量化の為外してあり、現在はありません。車検時にはパンク修理キットなどでパスして頂く必要があります。


足廻り

こちらのEK9シビックタイプRに装着されるアルミホイールは、ホンダ車のチューニングを得意とするBuddyclubのP1レーシング。一番人気カラー、ホワイトの15インチアルミホイールが装着されており、リアは、フェンダーの爪折り加工をしてちょうど良い収まりになっています。車高調に関しては、街乗りから軽いサーキット走行まで対応可能な、TEINのMONOSportsDAMPERの車高調が装着されています。


エンジンルーム

結晶塗装の真っ赤なヘッドカバーが特徴的なB16B VTECエンジンが搭載されたエンジンルーム。タイプR系のこの赤いヘッドカバーは、経年劣化で塗装がはがれ、白錆が発生してしまうのですが、このEK9のシビックタイプRはとてもキレイな状態を保っております。特にこのシビックタイプRに関しては、ボンネットダクトもある為、よほど保管状態が良くなければこのキレイさを保つのは難しいと言えます。

エンジンルーム内のサスペンションの付け根や、インサイドパネルの裏などもサビが無くキレイで、ヘッドカバーからのオイル漏れも現状では確認できません。とてもコンディションは良いと言えます。コアサポートには113944km時にタイミングベルトが交換された事を示すステッカーが貼られています。

下廻り

シビックだけに関わらず、この年代の中古車のスポーツカー購入を検討する上で、エンジンルームなどに続き重要になるのが下廻りのサビの状態です。こちらのEK9シビックタイプRに関しては、下廻りに若干のサビが確認できますが、こちらは年式から考えて十分許容範囲のレベルかと思います。下廻りのオイル漏れに関しては、ミッション部分の写真からもお分かりいただけるとおり、現状では特に確認できません。

マフラー

こちらのシビックタイプRの排気は、エキマニには5次元の車検対応EXマニホールドを、リアマフラーはメーカーが確認できなかったのですが、こちらもJASMAのマーク付きのステンレス製のマフラーが装着されています。VTECらしい素早いふけあがりと、カムが切り替わった後の高回転領域は甲高い気持ちの良いサウンドを体感できるマフラーです。


総括

1600ccのコンパクトなエンジンからは想像できないようなパワーと楽しさを与えてくれるEK9のシビックタイプR。大排気量車が繰り出す絶対的パワーはありませんが、このEK9のシビックタイプRは、コンパクトで機敏に動くボディと、軽くふけあがるエンジン、回せるエンジンで、サーキットだけでは無く、街乗りや峠でもしっかり車のポテンシャルを確認出来る楽しさがあります。

日本の狭い国土と、最高速度100km/hというスピード規制の中、このEK9のシビックタイプRはその枠内でも十分楽しめる車で、それでいて峠道では最高のパフォーマンスを発揮し、自分よりも排気量の大きい車を置き去りにする事も可能な車です。

今回入庫したこちらのEK9のシビックタイプRは、前オーナー様が大事に乗られていた事がボディやエンジンルームの状態からわかる、とても程度の良い車両で、様々な社外パーツも装着されているオススメの1台です。

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#シビック タイプR EK9

1995年9月にモデルチェンジしたシビックは、型式をEGからEKへ変更。1997年8月にはNSX、インテグラに続き、ホンダのタイプR第3弾として、ついに6代目となるシビック(EK9)にも待望の「タイプR」を追加しました。

「B16B型」1.6リッターDOHC VTECエンジンを搭載するこのシビック・タイプR(EK9)は、わずか1050kgの軽量ボディと、どこまでも気持ちよく回る高回転、高出力のVTECエンジンを武器に、NAながらターボ車にも負けない走りを見せ、様々なレーシングシーンにおいて活躍してきました。また、その「軽快さ」と「優れた運動性能」ゆえに、大阪にある高速道路・阪神高速1号環状線を高速で走り回る「環状族」の車として使用されるなど、ストリートシーンにおいても注目されたクルマです。

当時の販売価格は、20代のクルマ好きの若者でも買えるようにと、標準モデルで199万8000円、装備が簡素化されたレースベースモデルに関しては169万8,000円で販売され、その人気は「頭文字(イニシャル)D」や「なにわ友あれ」などの漫画の舞台に登場したことでさらに加速。シビック・タイプR(EK9)は、販売から一気に人気スポーツカーの仲間入りを果たしました。

中古車市場について

シビック・タイプRの中古車相場は、このEK9のモデルに限らず全体的に高騰が続いているのが現状です。2021年現在、20万kmを超える個体でも100万円を切る価格で購入する事は難しく、10万km程度で修復歴がある個体でも最低200万円は用意しないと購入できないような市場価格となっており、直年3年間の間で約2倍程度に価格が上昇しています。また、後期モデルから登場したサンライトイエローなどは更に価格が高くなる傾向があります。

レッドカラーが特徴的なスポーティーな内装

シビック・タイプRの内装は、専用のMOMO製小型ステアリングが使用され、シートはホールド性の高い真っ赤なRECARO製バケットシートが装着されました。また、運転席や助手席・フロアマットなどにブラックを基調に「レッドカラー」が挿し込まれスポーティー感を演出。さらに、ドライバーをその気にさせるカーボン調のパネルで仕上げられたセンターパネルや速度メーターが装備されています。

B16B型DOHC VTECエンジン

シビック・タイプR(EK9)には、新たにタイプR専用のエンジンが積まれ、型式もSiR系が積むB16A型からタイプR専用の「B16B型DOHC VTECエンジン」へと変更されました。B16A型をもとに様々なチューニングが施されたこのB16B型エンジンは、2輪屋としての一面もありエンジンにこだわるホンダならではの技術がたくさん盛り込まれています。

SiR系以上のパワーアップが求められたシビック・タイプRは、「高回転域でのエンジン出力の向上」をテーマに圧縮比を10.4から10.8に高め、バルブ系を大幅に強化。バルブの鋭角化による吸気抵抗の低減、排気系全体の大型化による流量増大を行い、最高出力185㎰/8200rpm・最大トルク16.3kgf・m/7500rpmと、SiR系と比べて最高出力では15ps、最大トルクは0.3kg・mパワーアップしました。レブリミットもベース比+200rpmの8400rpmまでUPし、リッターあたり116㎰と当時のNAエンジンでは世界最高レベルの数値を達成しています。

また、エンジンのパワーアップと同時に、職人がインテーク系とエキゾースト系のポート内部を手作業で研磨。エキゾーストパイプを大型化とサブチャンバーを追加することで、「心地良いエキゾーストサウンド」と「どこまでも気持ちよく回るエンジン」を実現させました。

目指すはインテグラ・タイプR

先に発売されていたインテグラ・タイプRより200cc排気量の少ないシビック・タイプR。そのハンデを埋めるためにシビック・タイプRはベース車に大幅な改良が加えられてました。まずはエンジンのパワーアップに合わせて、まずは「ボディ剛性」を向上させるためにフロント・リアの各所にパフォーマンスロッドを追加、フロントストラットタワーバーなどの板厚アップを行いました。これによりねじり剛性が大幅に強化され、特にねじれの力がかかるコーナーリング時にもしっかりと剛性感のある走りが実現できるようになっています。

また、剛性アップだけでなく「軽量化」も徹底的に行われたシビック・タイプR。エンジン本体の軽量化や、小型バッテリー、軽量フライホイールの採用など細部にわたり軽量化を実施。その結果、ボディの補強による重量を加えても、車重はベースモデルより『30㎏』軽くなりました。また、装備品のオプション化や、ドア内張りなどを簡単に剝がせるような設計にするなど、シビック・タイプRはより軽量化が可能なモデルとなっています。

タイプRに装着されたエアロパーツは、見た目だけでなく「空力抵抗」も考慮され、車体後部の接地力UPによる高速コーナリングでの安定性が向上しました。

タイヤはインテグラ・タイプRと同じ195/55R16サイズのハイグリップタイヤを使用し、ブレーキのディスクローターもベース車のSiRからサイズアップしフロント15インチ・リア14インチに。ABSはシビック・タイプR専用セッティングに設定され、「ブレーキ性能」は大幅に向上しています。

また、FF車特有のコーナー出口でのアンダーステアを押さえ込むヘリカルLSDも装着。コーナー旋回時にかかる力から、最適な左右輪のトルク配分を瞬時にこのLSDが行い、アンダーステアを押さえながら俊敏な旋回フィールの実現が可能になっています。

さらに、あのレーシングドライバー土屋圭市氏によるフィーリングチェックやセッティングが行われるなど、筑波や鈴鹿サーキットでの走行テストが徹底的に行われ、シビック・タイプRはライバルインテグラ・タイプRとの排気量200㏄もあるハンディキャップを「よく曲がり、よく止まる」運動性能によって埋めることに成功しました。


スペック

エンジン型式B16B
種類直列4気筒 1.6L NA
排気量1595cc
最高出力185PS/8,500rpm
最大トルク16 .3kgf·m/7,500rpm
車重1,040kg(レースベース車)
1,050kg(P/S装着車)
1,090kg(P/S A/C ABS エアバッグ装着車)
寸法(㎜)全長4180/全幅1695/全高1360

※カタログスペック



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