[新入庫]スカイラインGT-R
グレード | GT-R |
年式 | 1993年 |
走行距離 | 107200km |
車検 | 2025年11月 |
修復歴 | あり |
シフト | 5速MT |
オプションパーツ
・2021年8月 EGオーバーホール済み
・HKS RB26DETT 2.8L KIT Step-0
・HKS 鍛造ピストン86.5mm
・HKS 超軽量フルカウンタークランクシャフト
・HKS H断面コンロッド
・ナプレック RB26DETTハイレスポンスKit
・シリンダー水圧検査済み
・シリンダーブロックダミー付きボーリング&ホーニング済み
・TRUST T78-D29 タービン
・REIMAX カムシャフト
・TRUST サージタンク
・SARD インジェクター
・R35 エアフロメーター
・オイルキャッチタンク
・DRL インタークーラー Core T100 mm
・DRL アルミラジエーター
・N1オイルポンプ
・TRUST オイルクーラー エレメント移動タイプ
・社外 フロントパイプ
・社外 ストレート触媒(純正あり)
・FUJITSUBO Legalis-R マフラー89.1→117φ
・APEXi Pwoer-FC ECU
・GRIDE デジタルGセンサー
・TRUST Profec ブーストコントローラ―
・EXEDY COMPE-R クラッチ
・KAZZ LSD
・社外 ハイキャスキャンセラー
・RAYS CE28N 18×9.5J+15 AW
・BCNR33 純正 Brembo ブレーキキャリパー
・フロント355mm ブレーキローター
・NISMO タワーバー
・SUPERLAP バンプアジャストタイロッドエンド
・緑整備 134aエアコンキット
・BCNR33 純正 フロントシート
・NARDI ステアリング
・NISMO フロアマット
・キセノンヘッドライト
Cer Price ¥SOLD-
1989年8月にデビューした、BNR32スカイラインGT-R。レースへの参加を前提に専用設計された、RB26ETTツインターボエンジンを搭載し、全日本ツーリングカー選手権、通称「グループA」のレースでは、1990年の参戦から1993年までの4年間の間、4シーズン全29戦すべて優勝という成績を残した、日産の名車です。
BNR32型のスカイラインGT-Rに搭載されるエンジンは、高出力と耐久性を兼ね備えたそのRB26DETTツインターボエンジンですが、カタログスペックでは当時の280馬力規制に合わせ、あえて出力を落として販売されていたという事は、既に周知の事実となっています。そして、その封印を適正に解いていくだけで、簡単に出力アップが可能という事も、みなさんご存じの事でしょう。
今回入庫したこちらのBNR32スカイラインGT-Rの中古車は、搭載されるそのRB26DETTエンジンを、2021年8月105800km時にフルオーバーホールを行い、更にその際に、HKS製の2.8リッターキットやトラスト製のタービンを組み込んでチューニングがされた、特別な1台となります。
他の高回転型に特化した2.8リッター化とは違い、高い耐久力とレスポンスの良さに特化したHKS製の2.8リッターキット「ステップゼロ」は、ナプレックのハイレスポンスキットと相まって、とても気持ちの良いエンジンの廻り方になっており、街乗りでの低回転領域から存分に楽しめる仕上がりになっています。
ノーマルのRB26DETTエンジンで400ps以上の出力アップを狙う場合、タービンブローやエンジン本体のブローなどの危険性が大幅に増すと言われており、また、通常使用であったとしても、すでに30年以上が経過しているエンジンともなれば、10万km程度の走行距離でもオーバーホールが視野に入ってくるのがRB26DETTエンジンです。
しかしその点においても、こちらのBNR32スカイラインGT-Rは、既にエンジンをフルオーバーホール済みで、尚且つクランクシャフト、ピストン、コンロッドなど、エンジン内部に関しても強化されている為、安心して本来のRB26エンジンが持つパワーを体感する事が可能です。
中古車相場が高騰する中、久しぶりに買い付けに成功したBNR32型のスカイラインGT-R。しかもフルチューンされ、尚且つ1500km前にエンジンオーバーホール済みの1台。ご検討中の方はぜひお早目にお問合せ下さい。
外装
中期モデルから設定された純正色、カラーコード「KL0」スパークシルバーがとてもキレイな、こちらのBNR32スカイラインGT-Rの中古車。外装に関しては同色補修がされており、ルーフやトランクなどのボディ上面の塗装には、よく見るとクリアが荒い部分も見受けられますが、全体的には大きく目立つ傷も無く、キレイな状態です。外装の目立つ傷は、フロントリップ下部の擦り傷程度です。
内装
とても清潔感のあるこちらのBNR32スカイラインGT-Rの中古車。R32の定番であるダッシュボードの浮きに関しても、部分的に多少の浮きはあるものの、そこまで目立つものではありません。装着されている社外品も、ハンドル、ブーストメーター、FCコマンダー、オーディオ位で、純正のクオリティが保たれています。尚、フロントシートに関しては、BNR32型と比較して、よりホールド製の高い、BCNR33型スカイラインGT-Rの純正シートに交換されています。
足廻り
続いて足廻りですが、こちらのBNR32スカイラインGT-Rに装着されているアルミホイールは、レイズCE28Nの18インチ。サイズは4本とも9.5J+15となり、フェンダー爪折りでピッタリの車検対応サイズになります。タイヤはヨコハマ製ネオバの255/35R18が装着されており、山はあるので車検は問題無いですが、製造年が古いのでこちらは交換前提で検討した方が良いと言えます。車高調に関してもHKSの車高調が装着されていますが、こちらも年代的に古い商品の為、購入後はオーバーホールや交換をお勧めします。
エンジンルーム
ボンネットを開けた瞬間に、一目で大幅にチューニングされている事が解るエンジンルーム。低回転領域でのトルクの無さを、2.8リッター化により改善し、ツインターボ方式で発生するサージング現象も、トラスト製のシングルタービンにより回避する事が出来、尚且つ中高回転領域では一気に高出力タービンの恩恵を受ける事が出来る、とてもバランスの良いエンジンに仕上がっています。エンジンオーバーホール時には、もちろんエンジンを降ろして作業されている為、エンジン本体、エンジンルーム内共にキレイで、気になるダメージは特にありません。
下廻り
BNR32スカイラインGT-Rの中古車を購入する時に、必ずチェックしておきたいポイントとなる下廻り。年式的に多少のサビは許容しなければなりませんが、手で触ってポロポロと崩れてしまうようなサビや、穴が開くような腐食がある中古車は避けたいところです。こちらのBNR32スカイラインGT-Rの下廻りに関しては、年式相応のサビはあるものの、ひどい腐食等は特にありません。ジャッキポイントに関しては、一部めくれている部分もありますが、こちらも許容範囲と言えるのではないでしょうか。
修復歴について
こちらのBNR32スカイラインGT-Rは修復歴ありの中古車となりますが、実はこちらの車両は、オークション会場の検査では「修復歴無し」と評価されていた車両でした。しかし、AEトレーディングへ入庫後に点検した際に、左側の「フロントサイドメンバー」の先端の一部に補修跡が確認できた為「修復歴あり」の表示とさせて頂いております。オークション会場によって、検査する人によっては「修復歴無し」と判断してしまうレベルのもので、もちろん入庫後はテスト走行なども行い、走行に支障の無い軽微な修復歴である事を確認済みです。
総括
今や周知の事実となったアメリカの25年ルールと、それに伴い上昇し続けた日本のスポーツカー達の中古車相場。そんな中、先陣を切ってアメリカを含む様々な国に輸出されてきたのがこのBNR32スカイラインGT-Rです。当然ながら日本国内で程度の良いBNR32スカイラインGT-Rの中古車は減り、現在の中古車市場では、サビでボディに穴が開いてたり、エンジンはかかるが調子が悪く、どこから手を付けたらよいかわからない中古車も多く出回りだしています。しかしながら、そのような程度の悪い中古車でも高額で取引されているのが、今のスポーツカーの中古車市場の現状でもあります。
そんな中古車市場の中で、今回入庫したこちらのBNR32スカイラインGT-Rは、車両本体の価値と合わせて、エンジンオーバーホール済み、エンジン内部強化済み、チューニング済みという、大きな付加価値が付いている事により、スカイラインGT-Rが本来持つRB26のパワーを十分に楽しむことが出来るという、特別な1台となっています。
現在中古車市場で売られている、一般的なBNR32スカイラインGT-Rの中古車を購入後に、「今後スカイラインGT-Rを長く維持する上で何が必要になるか?」を考えていくと、必ずたどり着くところがエンジンのオーバーホールです。最大出力を上げるためのチューニングという側面と、長く乗るためのエンジン強化という側面、双方を合わせ持っているこちらのスカイラインGT-Rは、「安心して長く乗りたい、そして尚且つGT-Rの本来持っているパワーも楽しみたい」という方にピッタリの1台と言えます。AEトレーディングでは、遠方の方でも安心して購入できるよう、FaceTimeやZOOMなどのオンライン商談ツールもご用意しております。ご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。