【新入庫】ランサー GSRエボリューションⅨ

グレードGSRエボリューションⅨ
年式2005年
走行距離60100km
車検2022年9月
修復歴無し
シフト6速MT

オプションパーツ

・UNLIMITED WORKS OHLINS車高調

・UNLIMITED WORKS 80πフルチタンマフラー

・マルシェアウトレット一体式フロントパイプ

・SARD スポーツキャタライザー

・REV9 等長エキマニ

・ARC インタークーラー

・TOMEI ARMS M7963タービン

・HKS パワーフローレーシングサクション

・HKS オイルクーラー

・マルシェ クーリングパネル

・CUSCO フロント機械式LSD 1.0Way

・ENDLES スリットローター

・ENDLES MX72 ブレーキパッド

・ ATS カーボンツインクラッチ

・ENKEI PF01 EVO SBK 17インチAW

・HANKOOK Ventus RS4 タイヤ(255/40/17)

・三菱純正 MR用フロントリップ

・三菱純正 ボルテックスジェネレーター

・三菱純正 プッシュスタート

・DAMD カーボンサイドエクステンション

・DAMD カーボンリアバンパーエクステンション

・リアタワーバー

・MOMO ウルトラジャパン 350π ステアリング

・Defi メーター(ブースト・水温・油温・油圧)

・HKS EVC6-IR 2.4

・CLIFFORD-G5 セキュリティ

・carrozzeria RZ701 SDナビ(フルセグ/DVD-V/Bluetooth)

・バックカメラ

・ETC

・CELLSTER AR-W53GA レーダー探知機

・Yupiteru ドライブレコーダー


PRICE ¥SOLD-



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1992年にデビューした三菱の高性能4WDスポーツセダン「ランサーエボリューション」。当時、三菱が世界ラリー選手権「WRC」に出場する為に、大衆向けセダンとして位置付けられていた「ランサー」に、上位車種として位置していた「ギャラン」の2リッターターボエンジン「4G63」を搭載し、その他様々な改造を加えられて造られた車が、このランサーエボリューションの初代のモデルとなります。

ランサーエボリューションはその後、ランサーエボリューション2~3(CE9A型)、4(CN9A型)、5~6(CP9A型)、7~9(CT9A)型へとマイナー/フルモデルチェンジを繰り返し、進化を続けてきました。

初代エボリューションから受け継がれてきた2リッター直列4気筒ターボエンジン「4G63」もマイナーチェンジ毎に進化を遂げており、本モデルのエボリューション9では最高出力280馬力/6500rpm、最大トルク40.8kg・m/3000rpmを発生します。

また、本モデルのランサーエボリューション9から、エンジンの回転数などに合わせて吸気バルブを可変させ、高回転域での空気の充填効率を向上させる、連続可変バルブタイミング機構「MITEC」も搭載。これにより、高回転域での高出力の確保と、低回転域での燃費向上の両立を果たしています。

そんなランサーエボリューション9ですが、後に発売されたランエボ最後のモデルとなるランサーエボリューション10が、車体の大型化・100kg以上の車重アップ・MTモデルは5速になってしてしまっている事で、ここへきて人気が再熱。32GT-Rや70スープラ等とは違い、ランサーエボリューション9は旧車と呼ぶほど年数も経っていなく、程度の良い中古車がまだ市場に残っている為、買いやすいのも理由の一つになっています。

今回入庫したこちらのランサーエボリューション9の中古車は、エボリューションモデルの中の標準グレード「GSRエボリューションⅨ」に、上記に記載のとおり様々な高額オプション品を装着した1台。走行距離も6万km台と少なく、修復歴も無いとてもオススメの1台です。当社の管理ユーザー様から直接ご売却いただいたとても貴重な車両となりますので、ランエボ9でご検討中の方はもちろん、そうでない方でも一見の価値ありです。


外装

MR用の純正フロントリップに、DAMDのカーボンスカートと、純正+αの仕様で落ち着いた雰囲気のこちらのランエボ9。外装のキズはフロントリップの下部に少し擦り傷と、フロント廻りに飛び石キズが少々ある程度です。ボディも含めて目立つ凹みやスリキズはほとんどなく、とてもキレイな状態が保たれており、塗装も艶が残っています。

ランサーエボリューションと言えばボンネットに大きく空いた冷却用ダクトが特徴的ですが、年数が経過した車両のほとんどが、このダクト部分から雨水などが浸入してサビてしまっているのが現状です。しかしこちらのランエボ9は、前オーナー様が機械式駐車場で大切に保管していた為、雨によるダメージが少なく、ボンネットダクト部分のサビはほぼ皆無です。ここまでキレイなダクトのランエボ9の中古車はとても珍しいです。


内装

内装に関してもとてもキレイなこちらのランエボ9。ハーフレザータイプの純正レカロシートは運転席サイド部分に多少のスレは見られますが、十分リペアが可能なレベルです。肝心のヘタリに関しては、座面、ショルダー共に目立つようなヘタリは無く、走行距離相応の状態の良さを保っています。ダッシュボードに設置された追加メーターはDefiで統一。ブースト・水温・油温・油圧をリアルタイムで確認できるのはもちろん、レコードを取る事も可能です。ブーストコントローラーはHKSのEVC6-IR 2.4を装備。ブーストを3モード設定出来て、更にそこからずれを修正するオフセット設定も可能な優れものです。

それ以外にも純正オプションのプッシュスタートボタンや、カロッツェリア製のSDナビ、バックカメラ、レーダー探知機、ドラレコ等も装備。ハンドルは人気ブランドMOMOが期間限定で発売したウルトラジャパン350πレザーが装着されています。更に盗難防止装置のクリフォードG5も装備されているので安心です。


足廻り

こちらのランエボ9に装着されるアルミホイールは、ENKEI PF01 EVOの17インチ。カラーはSBKというブラックメッキになります。装着されているタイヤはハンコック製のVentus RS4。このタイヤはサーキット走行にも適したハイグリップタイヤで、熱が入ると特に走りやすくなると評判のタイヤです。

そして何と言ってもこちらのランエボ9のサスペンションには、ランエボのチューニングやメンテナンスの専門店であるアンリミテッドワークスがセッティングした定価30万円以上のオーリンズ製の車高調が装備されています。更にブレーキは純正ブレンボをアシストするようにエンドレスのスリットローターの装着に加え、パッドもストリートからサーキットまで対応可能なMX72セラミックカーボンメタル製が装備されています。


エンジンルーム

修復歴の無いキレイなエンジンルーム。この年代の車両に、特に大きなボンネットダクトを持つランエボには、サビやシール類の腐食、剥がれなどが発生している車両が多いですが、このランエボ9にはそのようなサビは無く、とても良い状態が保たれています。尚、こちらのランエボ9は新車時にオプションでマグタービンが装着されていましたが、このマグタービンはブローする事でも有名で、こちらのランエボ9は早々に東名のARMS M7963タービンに変更されています。

5000回転を超えた付近から伸びが止まってしまうランエボ9のノーマルタービンですが、この東名のARMS M7963タービンは、立ち上がりから中回転まではノーマル同等のレスポンスを保ち、そのまま5000回転以上の高回転域でも伸び続ける事が出来る、とてもバランスの良いタービンです。

マフラーはアンリミテッドワークス製の80πチタンマフラーを装備。軽量化はもちろん、排気効率も考えられて造られたマフラーですが、音量はそこまで大きくなく、どちらかというと音質重視のとても気持ちの良いサウンドのマフラーで、ストリートでも安心して楽しんで乗れるマフラーです。また、REV9の等長エキマニやSARDのスポーツキャタライザーなども装備され、トータルバランスの良い排気になっています。


メンテナンス履歴

メンテナンスに関しても新車時から定期的に行われてきた、こちらのランエボ9。2008年の初回車検から前回の2020年の車検までの間、合計7回分の車検時の記録簿が保管されています。また、新車購入から2年目の2007年8月12702km時にはミッション異音により、三菱ディーラーにてミッションオーバーホールも行われた記録簿も残っています。この手の大きな初期不良は、新車保証が切れる前の早いタイミングでしっかり修理されている事が肝心ですので、このオーバーホールはこの車のプラス要素になると思います。


総括

修復歴無し、走行距離6万km台の低走行、そして高額な社外品を多数装着したこちらのランサーエボリューション9。ランエボにありがちなエンジンルームや下廻りのサビも少なく、本当に程度の良い1台です。チューニングに関してもベースとなるパーツはほぼ装着されていますので、あとはコンピューターでご自身の好みにセッティングして頂ければ、サーキットでも十分タイムが出せる仕様になっています。

1990年から2000年代初期の国産スポーツカーの中古車相場が、程度の良し悪しに関係無く高騰していく中で、こちらのランサーエボリューション9は、年式的にまだ海外勢を含めた奪い合いのレンジにはなっておりません。

その為、もっと年数の経過したランエボ5や6の中古車などと比較すると、程度の良いこのランエボ9でも、まだこの価格で購入する事が可能です。

カーセンサーやグーネットなどの広告サイトなどで販売されているランエボ9の中古車よりも少々お値段が高くなるかもしれませんが、車両の程度の良さ、装着されている高価なオプション品などを鑑みれば、長い目で見てとても良い買い物になると思います。

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