【新入庫】インプレッサWRX STI

グレードWRX STI
年式2006年
走行距離148000km
車検無し
修復歴無し
シフト6速MT

オプションパーツ

・BBS AW

・TEIN 車高調

・STI Genome マフラー

・STIフロントリップスポイラー

・サイドスカート

・リアエアロ

・HKSエアクリーナー

・CUSCOタワーバー

・LED イエローフォグランプ


PRICE ¥SOLD-


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#インプレッサWRX STI GDB

1992年にデビューした「インプレッサ」。初代GC型のデビューから8年間の時を経て、2000年8月に初のフルモデルチェンジを行い、型式をGD型と改めて250ps標準仕様の「WRX」がデビュー、同年10月には280psハイパフォーマンスモデルの「STi」が登場しました。型式は、前者の標準仕様が「GDA」、後者のSTiが「GDB」となります。

標準仕様のGDA型 WRXと、ハイパフォーマンスモデルのGDB型 WRX STiは、外見こそ似ているものの、中身は全くの別物。同じ「EJ20」のエンジンを搭載するものの、GDB型のSTiは補器類やエンジン内部をSTi専用部品で構成されていることで、パフォーマンスの向上はもちろん、耐久力もアップしております。また、足回りには高剛性の倒立式ストラットサスペンションを装着し、ブレーキはブレンボを装備、ミッションに関しては6速クロスレシオのショートストロークミッションが装備されています。

それ以外にも様々な違いがあるGDA型標準仕様のWRXと、GDB型ハイパフォーマンスモデルのSTi。これだけの違いがありながら当時の新車価格はわずか50万円差となっていた為、GD型インプレッサの当時の新車販売比率はGDB型のSTiのほうが圧倒的に高くなり、現在の中古車市場においてもGDB型STiのほうが多く流通しています。

GDB型インプレッサは、2000年から2007年の7年に及んだモデルライフの中で、バージョンアップのたびに見た目や性能が変わっていて、アプライドA~G型まで合計6回の変更と、3回の大きなデザイン変更がありました。

「アプライドモデル」とは、各車両のコーションプレートの欄に記載されたアルファベットがその車両のアプライドモデルを示すもので、そのヘッドライトデザインから初期(A型、B型)が「丸目」、中期(C型、D型、E型)が「涙目」、後期(F型、G型)が「鷹目」と呼ばれます。また、同じGDB型でも競技仕様の「type RA」、装備の簡素化を行った「type RA S仕様」、最強のGDBと謳われる「type RA specC」などが登場しました。

【中古車市場について】

ここ最近で相場が急騰した日産のスカイラインや、ホンダのシビック・インテグラなどと違い、多少の上昇は見られるものの比較的安定した相場を維持しているGDB型のインプレッサSTi。初期の丸目モデルは底値から少しずつ上昇傾向にあり、中期の涙目モデルは20万kmを超える中古車でも状態が良ければ100万円以上、5万km以内だと200万円では買えなくなっており相場は上昇しています。そして、後期の鷹目モデルは一時に比べ高額な物件が少なくなってきてはいますが、特別仕様として用意されたグレード「タイプRA」や「S204」「RA-R」で状態の良いものは当時の新車価格と同等かそれ以上の価格で販売されているケースもあります。

今後に関しては、先にあげたスカイラインやシビックなどの相場高騰に引っ張られるかたちで、日本のスポーツカーの相場が全体的に上昇する傾向にあり、このGDB型のインプレッサの中古車相場も上昇傾向になる事は間違いありません。ご検討中の方はお早めに購入されることをお勧めします。


アプライドA型「丸目」(2000年10月~2001年9月)

【「丸目」ヘッドライトが特徴的なエクステリア】

ポルシェ911のようなスタイリッシュな外見を目指した「2代目インプレッサ」は、1995年にメルセデス・ベンツのEクラスが採用したことで世界的なトレンドになっていた丸形のヘッドライト「丸目」を採用しました。また、フロントグリルでは、現在スバル車で採用されるデザイン「ヘキサゴングリル」(SUBARUの歴史的背景を基にした六角形のデザイン)の原型となった、見た目の安定感を高める「台形グリル」を採用。この「台形グリル」と世界的トレンドの「丸目ライト」の組み合わせが、2代目インプレッサのデザイン指針でした。

ボディカラーは全部で4色あり、WRブルー・マイカ/ミッドナイトブラック・マイカ/ピュアホワイト/プレミアムシルバー・メタリックが存在します。

【走行性能が格段にUPした「2代目インプレッサ】】

ボディは、乗員空間を強固なピラーやフレーム類で「とりかご」のように取り囲み結合する「新環状力骨構造」を採用したことで、剛性が格段に向上。また、ボディ上部構造の軽量化とスバル4WDにより、極めて低い重心高を実現しました。

さらに、剛性強化のためストラットボックスやクロスメンバー部にも補強が追加されているのもGDB型の特徴です。サスペンションは、高剛性の倒立式ストラットサスペンションを装着しており、リアサスペンションのロールセンターを高く設定することで、コーナリング時の追従性や応答性がUPされました。また、リアクロスメンバーなどにメタルブッシュを採用することで剛性を高め、ハンドリングの良さもアップ。車体の前後トレッドが15mm広くなったことにより、スポーツ走行での安定性を考慮して、スポーツカーと相性が良い「ブリスターフェンダー」(膨らんだフェンダー)を備え、車体の幅が1730mmとワイド化されました。

足回りに関しても、全幅のワイド化によってホイールサイズが17インチとサイズアップ、225/45/R17サイズタイヤが履きこなせるようになったことで「ブレンボブレーキ」が採用されるなど、走行性能が先代モデルよりも確実にUPしています。

ミッションは、純正でも素早い操作が可能な「ショートストロークシフト」の6速クロスレシオミッションが搭載され、GC型において「ガラスのミッション」と非難されていたミッションは、ギアの歯幅を厚くしたことで耐久性を高めています。そのこともあり、トランスミッション自体のトラブルはGC型に比べ大幅に少なくなりました。

【スポーティー感あふれるインテリア】

内装では専用の「MOMO製ステアリング」が使用され、シートにはブラックを基調にイメージカラーである「ブルーの専用シート」を採用、STIのロゴが入った大きくホールド性の高い「バケットシート」をサポート部に装備したことでスポーティー感を演出。

また、メーター系では、中央にタコメーターが配置されている「3連コンビメーター」が備えられており、ブラックにイエローの指針で視認性の良くなり、よりスポーティー感が高まりました。さらに、標準で任意の回転数に設定可能な「REVインジケーター」が内蔵されています。当時、オプションで「STI Genomeの3連メーター」(ブースト計/油圧計/油温計)の設定も用意されており、今でも当時の中古品がオークションサイトなどに出品されると高額で落札されている人気オプションです。

【至高のエンジン!名機「EJ20」】

エンジンは名機「EJ20」が搭載され、内部や補機類をSTI専用部品で構成したことで、最高出力280hp、トルク38kg-mとGC型に比べて2kg・mも向上しました。先代モデルで7900回転しか回らなかった「レブリミット」もついに8000回転となり、新たに「AVCS」(アクティブバルブコントロールシステム)が採用されたことで、吸気効率を上げ、燃費性能と出力性能を向上させました。さらに、タービンローターとコンプレッサーホイールの大型化によってターボチャージャーも出力を高め、加えてインタークーラーの大容量化も行われ、冷却効果もアップしています。

ラリーやレースに勝つため、「300馬力近いパワーを発揮し続けても壊れないエンジン」を目指し、高出力と高い耐久性を求め続けた「EJ20」は、水平対向エンジンの特徴である低重心かつ高剛性で、高トルク化に対応。3000回転を超えたあたりから、すさまじい「ドッカンターボ」を味わうことができるようになりました。

尚、EJエンジンの特徴であった「ドドドド…」とした非等長エキゾーストマホールド(ボクサーサウンド)は、このアプライドA~B型までしかありません。昔ながらの「ドロドロ」としたボクサーサウンドが好きな方には、この初代アプライドA型は今でも根強い人気があります。

アプライドB型「丸目」(2001年9月~2002年11月)

【タービン仕様の変更が加えられたアプライドB型】

2001年9月GD型は初のマイナーチェンジを行い、インプレッサGDB型はアプライドBとなりました。

アプライドBでは、外装のフロントグリルデザインを彫りの深いメッシュグリルにスバル・オーナメントへ変更され、キーシリンダ―の変更も行われました。

また、ターボチャージャーのコンプレッサー側の軸受けがボールベアリング化されたり、インテークマニホールドの改良やピストンリングの改良によるエンジン回転フィールの向上など、タービン仕様の変更を加えたことで、エンジンの最大トルクはA型の38㎏-mから1.2kg-m上がり、39.2kg-mになりました。

さらに、フロントクロスメンバーの改良によりサスペンションの取り付け部の剛性UP、前後・左右のブレーキバランスを自動的に調整でき、積載時の制動性アップやコーナリング時の車両姿勢の安定性が増す「EBD付スーパースポーツABS」の採用により、走行性能も向上しました。

アプライドC型「涙目」(2002年11月~2003年9月)

【性能重視なエクステリア‼「涙目インプレッサ」】

2002年11月に販売されたモデル「アプライドC型」は、冷却効率の向上を図るため、「涙目」と呼ばれるフロントマスクに変更されました。ヘッドライドに「涙目」を採用したことでスポーツカーらしい見た目となり、ユーザーの注目を集め、この「涙目」型は現在でも人気のモデルとなっています。

ボンネットに設けられた「インタークーラーエアインテーク」は、歴代モデルの中でも一番大きく、アプライドA・B型と比較して大幅に冷却性能が高まりました。当時、アプライドC型「涙目」は、WRC(世界ラリー選手権)参戦マシンのベース車であるという意識があったため、空力性能の改善も徹底的に行い、ヘッドランプ上方の傾斜と横方向の回り込みを増やし、各部にスポイラーを装着したことで、先代の型よりも空力性能を格段に向上させています。このアプライドC型のエンジン最大出力はアプライドB型と変わらず280hpですが、最大トルクは39.2kg-m から40.2kg-mにUPしました。

続いて足回りですが、サスペンションに変更はないものの、車体とサスをつなぐパーツがスチール製からゴム製に変わり、剛性や静粛性がUPしました。他にも、フロント/リアクロスメンバー等の補強、リアスタビライザーのリンクを変更するなどして、ボディやロール剛性を向上させ「きびきび動く硬い足回り」を実現させています。

ミッションは、スバル初の「電子制御付きDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)4WD方式」を設定。任意でセンターデフの効き具合を選択出来るDCCDにはオートモーも設定されており、横Gセンサーなどの情報を元に走行中に最適なロック率に制御してくれます。また、トランスミッションの強度アップや構造などの見直しにより軽量化も行われました。

【高回転までスムーズに回る進化系「EJ20」】

エキゾーストマニホールドがAB型の非等長タイプから等長タイプに切り替わり、ボクサーサウンド特有の「ドドド…」とした音は無くなったものの、高回転までスムーズに回り、低回転でのトルクとレスポンスがUPしました。タービンの稼働効率を良くするために、ツインスクロールタービンを採用したり、エンジンのパワーに対応するため、高強度鋳造ピストンの採用やシリンダーブロック、コンロッド、クランクの強度を上げたりなど、先代のAB型よりもスペックが大幅にUPされています。

【よりスポーティーなインテリア】

内装は、メーターにDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)デフロックインジケーターが追加され、文字部に赤いLEDを使用し視認性が向上。また、シートも構造が見直されたことで軽量化され、ステアリングは3本スポークのデザインに変更されました。

アプライドD型「涙目」(2003年9月~2004年6月)

【「涙目」モデル初のマイナーチェンジ】

2003年9月、涙目モデル初のマイナーチェンジが行われ、アプライドDとなります。

しかし、アプライドCからDへのマイナーチェンジは、フロントシートのスライド調整部をタオルバータイプに変更、WRX STiにオーディオレスが追加されるだけの、きわめて小さい年次改良でした。

アプライドE型「涙目」(2004年6月~(H17)2005年6月)

【大幅な改良が加えられた「涙目の後期モデル」】

2004年6月、マイナーチェンジによってアプライドEとなり、涙目モデルでは大幅な改良が加えられました。その劇的な改良からC~D型が「涙目の前期」に対し、このE型は「涙目の後期」とも呼ばれています。

その変更点ですが、まず、ハブベアリングのサイズ拡大と強化を行い、ホイール取り付け部の剛性を大幅にUP。また、DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)に新しくヨーレートセンサーを採用し、挙動に応じた制御が可能となり回頭性と安定性も向上させ、更にフロントデフに「ヘリカルLSD」を採用しコーナーでの安定性を高めました。

それ以外にも、インタークーラーのタンク形状変更による冷却効率の向上、低背圧マフラー採用などにより排気抵抗の低減を実現。加えて、アルミ製のリンクをリアサスペンションに採用し、バネ下重量を約1kg軽減や、ダンパーバルブの追加、アンダーカバーの採用による床下の整流効果の向上など、アプライドE型の変更点は多岐にわたります。

これらの改良が加えられたことで、このアプライドE型「涙目」は、前モデルC∼D型に比べて乗り心地や操縦性がマイルドになり、車体の安定性が増したと同時に、トルクも40.2→42.0kgf·mまでアップしています。

アプライドF型「鷹目」(2005年6月~2006年6月)

【現代風なエクステリア‼「鷹目インプレッサ】

2005年6月、2代目インプレッサの最終型となるアプライドF型「鷹目」が販売されました。ヘッドライトデザインが鷹目になったことで、現代の車らしい容姿になったと同時に、エンジン出力は本モデル最高値の280ps、43.0kgf·mまでアップしています。

【安定性とコントロール性がUPしたアプライドF】

ヘッドライトデザインが変わったことで「現代的な見た目」になっただけでなく、ラリーやレースなどで勝つため、性能面においても大幅な改良が加えられました。

フロントコーナースポイラーや新たにサイドグリルをバンパーサイドに備えたことで整流効果をUP。リアウインドウ上部にルーフベーンを加え、ディフューザーを床下フロア後端に装着するなど、リアのダウンフォースを向上させたことでリアタイヤのグリップが増し、コーナーリングスピードが向上しました。

エンジンは、過給圧制御のファインチューンなどで最大トルクが43.0kg-mにUP。中速域でのトルクも厚くなりました。

ミッションは、カーボン材を4~6速のシンクロ表面に配合したことで、シフトレバージョイント部の剛性を高め、シフト操作力を低減。デフにおいても従来のセンターデフに「機械式LSD」を追加、さらにステアリング舵角センサーも追加し、コントロール性を高めました。前後の基本トルク配分比を従来の35:65から41:59に設定し、車両重量配分により近くなったことでコーナー時などの安定性も増しています。

アプライドG型「鷹目」(2006年6月~2007年6月)

【最終G型 大人スポーツ「A-Line」設定‼】

2006年6月、「インプレッサ」最後のアプライドモデルとなるG型が販売されました。

E型からG型に移行したことによるエンジン出力の変更などはありませんでしたが、外観ではヘッドライトとテールライトのメタリック部分の塗分けが無くなりるなどの変更が加えられました。

若者に人気が集中していたインプレッサを、もうひと世代上の客層もターゲットにするべく、アプライドG型のグレードの中に大人のスポーツカーモデルとしての特別仕様車「A-Line」が追加されました。「A-Line」は落ち着いたブラックのハーフレザーシートや、シルバーのアルミホイール、小ぶりなリアスポイラーなどが装着され、通常のSTiとは違う上質な落ち着いた仕様となっております。

その後GDB型インプレッサは2007年6月に生産・販売を終了し、次のモデルへ移行しました。


アプライドモデル年表一覧

A 2000年10月~

B 2001年9月~

C 2002年11~

D 2003年9月~

E 2004年6月~

F 2005年6月~

G 2006年6月~


スペック

エンジン型式EJ20
種類水平対向4気筒ターボ
排気量1994cc
最高出力280PS/6,400rpm(E/F/G)
280PS/6,000rpm(C/D)
280PS/6,400rpm(A/B)
最大トルク43.0kgf·m/4,400rpm(F/G)
42.0kgf·m/4,400rpm(E)
40.2kgf·m/4,400rpm(C/D)
39.2kgf·m/4,000rpm(B)
38.0kgf·m/4,000rpm(A)
車重1,460kg
寸法(㎜)全長4465/全幅1740/全高1425(G/F)
全長4415/全幅1740/全高1425(C/D/E)
全長4405/全幅1730/全高1435(A/B)
カタログスペック()内はアプライドモデル


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